貴船~鞍馬

12月の初旬に、貴船から鞍馬方面の山歩きをしました。

登山・・・いえ、頂上踏んでない・・・

いろいろと反省多しの山歩きとなりました笑

 

これまで登山靴はマムートの縦走用のがっつりしたもの1足だけを使ってきました。一度合わない靴を買って失敗しているので(そのへんのことも反省こめて記事にしたい)ぴったり合ったマムートGTX以外でまた失敗したくなかったのです。でも、そろそろ日帰り用のちょっと軽めの靴が欲しいなーと思って、スポルティバの靴を買ったのです。

早速試してみたくて、軽めの山歩きに行ったことのない貴船~鞍馬方面に出かけてみることにしました。

頂上の貴船山も700mちょっと、天気は晴れ予報だったので、しっかり登山をし始めて初めて、雨具をおいて(超薄いウインドパーカーは持っていた)かるーい気持ちで出かけたのが、そもそもの失敗の始まりです・・・

自宅から電車を乗り継ぎ、叡山電鉄二ノ瀬駅→夜泣峠→貴船山→滝谷峠→鞍馬温泉 というルート。

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私以外2組の方が下車。軽く腹ごしらえをして、駅舎外のトイレを済ませ、出発です。

川沿いの道を行くとすぐに「夜泣峠」方面の道標が。

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登山口は石段です。

30分ほど登ると、夜泣峠に到着。まっすぐ行くと「大岩」ですが、右手に折れて貴船山を目指して北上します。

雨は降らないという予報だったのに、時折小雨が降る天気で、早くも雨具を持ってこなかったことを後悔しつつパタゴニアのウインドパーカーを着込んで進みます。

夜泣峠で先を進んでいたご夫婦と思われる1組を追い越したのですが、このお2人とはこの後前後しながらいっしょに進むことに。

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最初から最後まで、こんな感じの樹林帯。

1時間ちょっと進むとだんだんと道が荒れてきます。

去年一昨年の台風被害で、倒木があちこちで道をふさぎます。

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貴船山への分岐のあたりから特に道がひどくなり、悩んでいるところにご夫婦も追いついて来られました。結局3人で貴船山へ行くのはあきらめて斜面を登って滝谷峠への尾根道に出ることに。

斜面・・・ぬかるんでます。ずりずり落ちそうになりながら、なんとか尾根へ出る。ご夫婦が「いっしょに登りましょう」と言ってくれなかったら、道を引き返していたかも。

尾根道に出てからはご夫婦と前後しながら滝谷峠まで到着です。

パンと温かいルイボスティーで昼食にしますが、小雨のせいで頭はしっとりしているし、とにかく早く下山して鞍馬温泉に入りたい!

ご夫婦が先に峠を下って行くのを見送って、私も出発です。

急な下りとはわかっていたけれど、とにかく道が崩れていて大変!

おまけに小雨で道がぬかるんで、崖っぷち状態の場所もたくさんあり、マジで恐怖の下山となりました。

林道まで到着してやれやれと気が緩んだせいか、鞍馬温泉方面への左折も見過ごして進み、結局「貴船口駅」からもう一度」「鞍馬駅」まで電車で1駅戻り、鞍馬駅で待っている温泉の送迎バスに乗りました。

寒いし疲れたしで、温泉に行かずに帰宅しようかな~と思ったりしましたが、温泉に入って大正解。もうね。。。心も体もあったまりました。温泉さいこー!!

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大きな露天風呂と、寒い人には景色が見える内風呂もあり、なかなか素敵でした。

◆教訓

「雨具は絶対に持っていくべし」

基本中の基本を初めて疎かにしたら、こんな悲惨な結果です。

「登山道の情報収集をきっちり行うべし」

これまた基本ですね。こんなに道が荒れたままとは。

 

今回は軽い気持ちで出かけたために、結構ハードな山歩きとなって、反省しきりです。

あ、でも、スポルティバは快調快適。かなりいい感じで今後も活躍してくれそうです。